【靴蒸れ対策】ダイソーの「USB式シュードライヤー」はスニーカー好き必見の除湿グッズだった

蒸し暑い季節が到来。急な雨や汗で、スニーカーやブーツの中が蒸れやすくなるこの時期。

そんな中、ダイソーから登場したのが「USB式シュードライヤー」。100円ショップとは思えないしっかりとした電気式ガジェットで、靴の中の湿気をしっかり飛ばしてくれる便利アイテムです。

今回はこの話題のシュードライヤーを実際に使って、使用感をたっぷりレビューしていきます!

目次

【しっかりガジェット感】1000円のUSB電気式シューズドライヤー

今回購入したのは、ダイソーの「USB式シュードライヤー」

DAISO「USB式シューズドライヤー」1,000円(税抜)

価格は税込1,100円。ダイソーにしては高めですが、その分しっかりUSBで稼働する電気式ガジェットです。

内容物は本体と説明書のみ

サイズは約18cm×16.5cmとやや大きめ。本体とUSBケーブル、タイマー付きの操作コントローラーが一体になった構造になっています。ケーブルの長さは約80cm。

内部には金属プレートが内蔵されており、通電することで最大60℃までじんわりと発熱する仕組み。風を出すタイプではなく、熱で湿気を飛ばしてくれる構造です。

隙間から覗くと中に金属のプレートが見える

ちなみに、姉妹ブランド「THREEPPY(スリーピー)」からは色違いのモデル(ピンク色)も展開されています。

THREEPPY版の方はおしゃれなパッケージ

【使い方は超シンプル】USBを挿してボタンを押すだけ

使い方はとっても簡単。

スマホ用のアダプターやモバイルバッテリーにUSBを挿し、コントローラーの電源ボタンを押すとタイマーが起動します。

ワンボタンでシンプル。3H→6H→9H→OFFの順番で切り替えられる

設定時間は3時間/6時間/9時間の3段階。通電しただけでは加熱せず、電源を入れてからじんわりと温まるので、安全性も高めなのがうれしいところ。

今回は、筆者が最近よく履いている「ニューバランス 2002RX(27.5cm)」でテスト。GORE-TEX仕様で通気性は高いものの、気温が上がるとどうしても蒸れやすくなります。

靴の中にセットしてしばらくすると、じんわりと温かくなっていくのを実感。

3時間後には、靴の中がほかほかに乾いて気持ちいい状態に。最大60度まで上がるのでしっかり熱くなりますが、急激な加熱がないため靴への負担が少ないのも好印象です。

【小さめの靴やブーツにもOK】サイズ選ばず使いやすい

「ちょっと大きめ?」と感じた本体ですが、23cmのレディーススニーカーにも問題なくフィット。
むしろ丸い通気口の形状が靴の入口にピッタリおさまり、見た目もいい感じ。

さらに23cmのショートブーツにも使ってみたところ、やや入り口は狭いもののしっかり入りました。

ただし、本革など熱に弱い素材の靴は変形などの恐れがあるため注意が必要です。

なお、靴の先までグッと入る構造になっているので、簡易的なシューキーパー代わりとしても機能しそうです。

本体の長さが約18cmということで、20cm前後の靴の大きさがあれば問題なく使用できますね。

モバイルバッテリーでも使えるけど注意点あり

USB式なので、モバイルバッテリーでも使えるのがこの商品の強み。

玄関や靴箱の近く、あるいは出先でもコンセントを気にせず除湿できるのはかなり便利です。

レビューもしている「Anker Zolo Power Bank」に接続

ただし注意点がひとつ。
「5V/3A以上」の出力が必要なので、バッテリーによっては対応していない可能性があります。

「Anker Zolo Power Bank」はType-Aポートもしっかり5V/3A出力に対応

特に古いバッテリーや出力が弱いものでは動作しない場合もあるので、事前にスペックを確認しておくのがおすすめです。

個人的には、最近主流のUSB-Cタイプだったらもっと汎用性が高かったのに…という惜しさも感じました。

“びしょ濡れ対応”ではないけど、湿気取りには最適

このシュードライヤーは“ドライヤー”という名前ですが、風は出ません
つまり、びしょびしょに濡れた靴を短時間で乾かす目的には向いていません

ですが、帰宅後の靴の中にこもった湿気や汗をじんわり飛ばすにはぴったり。
雨の日にちょっと濡れた、汗をかいてムレた、という時にこそ真価を発揮してくれます。

“ガチ乾燥”というより、“毎日のケア”として使うのがちょうどいい立ち位置のアイテムです。

夏・雨・湿気が気になる今こそ使いたい

真夏の暑さにゲリラ雷雨。足元が蒸れやすい今こそ、こうした除湿ガジェットが活躍する季節。

筆者はスニーカーを10足以上履き回すガジェット好きでもありスニーカー好き。
真夏はとくに蒸れとの戦いです。

帰宅後、玄関の靴箱近くにモバイルバッテリーと一緒に常備しておいて、スニーカーを脱いだらすぐに差し込んでスイッチオン。これだけでかなり気分が楽になります。

本体自体もケーブル、コントーラー全部込みで実測192gと軽い
靴箱の扉にモバイルバッテリーと一緒にこのシュードライヤーを常備

靴のメンテナンスは面倒…と思いがちですが、こういった気軽に使えるアイテムがあるとケアのハードルもグッと下がります。

人気急上昇中!在庫は要チェック

このUSB式シュードライヤー、発売直後からかなり人気が高まっているようで、執筆時点ではダイソー公式のオンラインストアでは売り切れ
色違いの「THREEPPY」モデルはまだオンライン在庫もあるようですが、全商品ランキングで1位になるほど注目を集めています。

THREEPPY(スリーピー)併設店であればダイソーの同じコーナーに二種類とも置いてあった

なお、ダイソー公式アプリでは店舗の在庫状況が確認できるので、気になる方はぜひ近くの店舗でチェックしてみてください。

【まとめ】靴ケアの新習慣におすすめのプチ家電

  • 湿気・ムレ対策にぴったり
  • USB電源で使いやすい
  • モバイルバッテリー対応(5V/3A以上)
  • 手軽に毎日使える

ダイソーの「USB式シュードライヤー」は、手軽に使える除湿ケアガジェットとして、スニーカー好き・ブーツ派問わず重宝するアイテム。
1,000円でこの性能なら、持っておいて損はありません。

蒸れやすい季節の新習慣として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

東京出身。生粋のガジェットオタク。
中学生の頃、父から譲り受けた古いノートパソコンをきっかけにプログラミングにのめり込み、高校では情報系の授業ばかりを選択。ちょうどiPhoneが爆発的に普及した時期と重なり、ITとガジェットにどっぷりハマる原体験に。その後は大学で情報科学を学び、卒業後は映像制作チームに所属。編集や制作に携わりながら、フリーライターとしてIT・ガジェット分野の記事を中心に執筆を続けている。

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