まさか発売日に手に入るとは思ってなかった…!
約8年ぶりに、ついに登場した任天堂の最新ハード機「Nintendo Switch 2」。発表された際のNintendo Directでは、同時視聴者数が328万人を超え、日本記録を大幅に更新。注目度の高さは桁違いで、予約開始日には抽選販売にも関わらず申し込みサイトがパンクするほどの盛況ぶりでした。
マイニンテンドーストアでの抽選申込の参加資格はかなり厳しめだったこともあり、淡い期待をしていましたが第一回・第二回ともに落選…。

正直、これは無理かも…と半ば諦めていたところに、まさかの「当選」の文字のメールが!まさかのソフマップで当選していました、、、!!

“どうせ当たらないだろう”と軽い気持ちで片っ端から抽選に申し込んでいたのですが、それが功を奏した形です。(大手通販サイトや家電量販店など数えていませんが10ヶ所以上は応募しましたが、結局当選したのは1台のみ。やはり人気はとんでもないですね)
というわけで、まさかの発売日入手が叶ったNintendo Switch 2。この記事では旧型との比較を交えながら、早速実機開封レビューをお届けしていきます!
やっとお目見え、Nintendo Switch 2!
前日の夕方ごろにはソフマップから発送通知メールが届いており、そこからずっとソワソワして過ごしていました。(今回、佐川急便だったのですが日によってスマートクラブに登録していても通知が来ないのは何か理由があるのかしら…?ヤマトなら確実に来るのに。)
そして夕方ごろ、ついに到着!!

こちらが外箱。先代のSwitchに比べてかなり大型化していると言われていたこともあって、外装も大きいのでは?と思っていましたが意外とかなり小さい。

さっそく開封してみると、なんとモニターは“縦向き”に収納されていました。しかもピタッとジャストサイズ。Joy-Con 2も斜めに格納されていて、まさに“初対面の演出”がバッチリ。こういう細かいところからも、Switch 2のこだわりが感じられますね!

外装はまさに玉手箱。お重のようになっていて付属品であるドックやJoy-Con2ストラップ、グリップなどが小さな箱の中に詰まっていました。


内容物のほとんどは旧型のSwitchと変わらないものの、そのどれもがしっかり見た目を含めアップデートされていてとても新鮮です。

旧型のNintendo Switchと比べて付属品を含め全体的に角が丸みを帯びている印象。丸っこくて可愛らしい。

本体はやはり大きい
いよいよ本体を開封していきます…!

Nintendo Switch 2で大きく変わったポイントのひとつが、Joy-Conの取り付け方式。
そしていざ、初めての装着、、、!

実際に装着してみると、力を入れずとも“カチッ”と勝手に吸い込まれるようにハマります。マグネット式なので無理なく簡単に取り付けられ、とても気持ちいい感触。しっかりとパチッとくっつくため、何度も繰り返したくなる(笑)。
ただし磁力はかなり強めなので、小さなお子さんが扱う場合は少し注意が必要かもしれません。
取り外しは、本体背面にあるレバーを押しながら外す方式。最初はコツがいりますが、慣れてくるとこれもまたクセになります。

装着方法はそのまま垂直に取り付ける方式ですが、一度レバーを押さないと外れない設計で、装着後のぐらつきもほぼゼロ。完全に本体と一体化する感じで、個人的にはこの一体感がたまりません。

旧型Switchのスライド式も決して悪くなかったですが、「装着体験」という意味ではSwitch 2が圧倒的に上だと感じました!
そして、実際に本体を手に取ってまず感じたのは「やっぱり大きい!」ということ。
こうして旧型Switchと並べてみると、その違いは一目瞭然。とにかく存在感がすごいです。

Nintendo DSど真ん中世代の自分からすると、もはや「これって本当に携帯ゲーム機なの?」と思ってしまうレベル(笑)。
感覚的には、最近話題の携帯型ゲーミングPCに近い印象です。ただ、本体の厚さは旧型Switchと同じ13.9mmなので、サイズが大きくなった分、むしろ「薄い」と感じるほどバランスがいい仕上がりになっています。

これだけ画面が大きいと、同じゲームタイトルでも没入感が違うため別物に感じられそうですね。
画面はやっぱりすこぶるキレイ
いよいよドキドキしながら電源をオン…!

起動して最初に映った設定画面の時点で、もう映像の美しさにびっくり。思わず「これは買ってよかった」と確信してしまいました。

特に解像度の向上ははっきり体感でき、近くで見たときの違いは歴然。旧型Switchではうっすらドットの粗さが気になっていた場面もありましたが、Switch 2ではまったく気になりません。文字もアイコンもくっきりシャープで、UI画面すら見惚れてしまうレベルです。

今回のSwitch 2は有機ELディスプレイ非搭載という点で一部ユーザーからは惜しまれていましたが、実際に見てみると十分すぎるほど綺麗。もちろん、黒の締まりやコントラスト感では有機ELにしか出せない良さもあるので、将来的な上位モデルへの搭載には期待したいところです…!
設定周りも、さすがは任天堂。Joy-Con 2の取り付け方からニンテンドーアカウントのログインまで、すべてがスムーズでストレスなく進みました。
旧型Switchを使っていた場合は、「まるごと転送」機能を使えば、ソフトやセーブデータ、ユーザー情報などを丸ごと新型へ引き継ぐことも可能。まさにシームレスな移行体験です。

私は旧型機に家族のアカウントも登録されていたため「まるごと転送」は使わず、必要なセーブデータのみを個別に移行しました。(※なお「まるごと転送」は初期設定時にしか行えないのでご注意を!)
さらに、音の進化にもすぐに気づきました。スピーカーからの迫力がすごい…!

これなら携帯モードでもしっかり没入できそうです。
ファーストインプレッションで感じた“嬉しい進化”
まだ発売初日ということもあり、じっくりゲームをプレイするところまでは行けていませんが、それでも使い始めてすぐに「これはいいな」と感じた進化ポイントがいくつかあります。
まずひとつ目は、充電コネクタが上下両方に搭載されたこと。

これまでのSwitchは本体下部にしかUSB-Cポートがなく、ケーブルの取り回しが不便な場面が多々ありました。特にベッドで寝転びながらプレイするときなど、ケーブルが邪魔になることも。

今回のSwitch 2では、上部にもUSB-Cポートが追加されており、場面に応じて充電位置を柔軟に変えられるようになりました。
これにより、ドックで下部ポートを使いながら、上部にはSwitch 2カメラなどのアクセサリを接続する、といった拡張性も確保されています。
もう一つ、スタンドの進化も大きなポイントです。
今回のSwitch 2はスタンドが大きくなり、無段階で角度調整が可能になりました。

旧型Switchのスタンドは、一段階のみの角度調整+非常に細くて頼りない作りで、実際にポキっとやってしまった方もいるのではないでしょうか。私自身、ほとんど使うことがなかったパーツでもあります。
一方、Switch 2のスタンドは幅広でしっかりとした作り。画面サイズも大きくなったことで、テーブルモードでのプレイが格段に快適になり、使うシーンが増えそうです。
これからしばらくはゲーム三昧になりそう
今回は、発売日に届いたNintendo Switch 2の本体を中心に、ざっくりとファーストインプレッションをお届けしました。
とはいえ、まだまだ進化を感じられるポイントは山ほどあり、これからじっくり遊び込んでいきたいところです。
セットになっていたローンチタイトル『マリオカート・ワールド』はもちろん、アップグレードされたゼルダシリーズなど、遊びたいタイトルが目白押し。
また、まだ試せていないテレビ出力(4K対応)も気になるところ。モニターに繋いでの映像美やパフォーマンスも、しっかりチェックしていく予定です。
さらに、新型のProコントローラー2も同時購入しているので、こちらも別記事にて詳しくレビューしていきます!

今後プレイを重ねていく中で、より細かい使い勝手や気になる点も見えてくるはず。
そうした点も含めて、改めて続報レビューをお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!!
しばらくは、うれしい寝不足の日々が続きそうです……。