2025年6月5日に登場したNintendo Switch2(ニンテンドースイッチ2)。発売からたった4日間で世界販売台数350万台を突破したという、まさに怪物級のスタートを切った新型ゲーム機です。初代Switchが1ヶ月で274万台だったことを考えると、その勢いがどれほどすごいかがわかりますよね。
そんな新型Switch2にあわせて登場したのが、新たな周辺機器「Nintendo Switch2 Proコントローラー」。通称“プロコン”は、家庭用ゲーム機でしっかり遊びたいユーザーにとってマストなアイテム。旧型と比べてどこがどう変わったのか?
実際にギアモノにて入手した実機をもとに、徹底レビューしていきます!
高級感とスマートさが増したデザイン
今回のProコントローラー2は、ヨドバシカメラの店頭予約で確保。店頭では本体の予約は不可でしたが、周辺機器は予約可能だったため、とりあえずプロコンだけでも…と予約しておいたところ、運よく本体とあわせて発売日に入手できました。

外箱は想像よりもかなり小さく、ちょっとした食玩レベル。笑

本体の見た目は統一感のあるマットブラックに、スティック下部などにホワイトがアクセントとして入っており、非常に洗練された印象です。

特筆すべきは、グリップが一体型になったことと、全体のマット仕上げ。

指紋やキズが目立ちにくく、旧型よりも高級感がぐっと増しています。旧型と並べると若干スリムで、サイズも数ミリ単位でコンパクトに。(新型は縦105mm×横148mm×厚さ60.2mm、旧型は縦106mmx横152mmx厚さ60mmと全体的に少しだけ小さくなっている)

このほんの少しのスリムさが実際に持ってみると意外と大きく、手に取った瞬間のフィット感がよくなっています。

進化した機能性と快適な操作感
今回のSwitch2 Proコントローラーで大きな進化が、新搭載の「Cボタン」と「イヤホンジャック」。CボタンはSwitch2で新しく追加されたゲームチャット機能を使うための専用ボタンで、フレンドと気軽にボイスチャットが可能に。

イヤホンジャックは4極ミニプラグ対応ということでマイク入力にも対応しており、ゲームサウンドはもちろん、前述のボイスチャットへの拡張性もバッチリです。PS5のDualSenseなどでも同様の仕様があったため、これは多くのユーザーが待ち望んでいたアップデートでしょう。

さらに注目なのが、グリップ背面に追加された「GL」「GR」ボタン。ゲーム内で自由にキー割り当てができ、スプラトゥーンなどのFPSやアクション系のゲームで特に活躍しそう。設定は「HOMEボタン」の長押しで簡単にカスタマイズ可能です。

旧型と比べて分かった超進化ポイント
実機で旧型と比較してすぐに気づいたのが、スティックの静音性。旧型は「カチャカチャ」という音が響いていましたが、新型では「スコスコ」といった静かな音に抑えられており、プレイ中の没入感が向上しています。

実際にマイクで操作した際の音もそれぞれ録音してみました。
【旧型Proコントローラー操作音】
【スイッチ2 Proコントローラー操作音】
こうして聞き比べてみると全く音量が違いますね。この音に伴って、操作した感じも若干違って新型プロコンの方が滑らかな気がします。
正直これだけでもう別物といった印象です。スティックはどんなゲームでも必ず使用するものなので、ここの操作感だけで快適度が段違い。
この点は超進化ポイントと言えそうです!
また、重さも246gから235gへと軽量化され、大きさはそこまで変化がないものの嬉しいアップデート。さらに、充電時間も6時間から3時間に短縮されており、毎日使うアイテムとしての利便性がぐっと高まっています。
「GL/GRボタン」の使い勝手には課題も
残念ポイントとまではいきませんが、懸念点としては新しく追加された「GL/GRボタン」。このボタンはグリップの裏部分に付いているため、かなり押しやすくなっている反面、少しの力で簡単に押されてしまうため、ゲーム中に意図せずボタンが作動してしまうことがありそうです。
特に私はゲームに熱中すると力んでしまうことが多いため、この誤動作は多そう、、、。もちろん設定しなければ問題はないのですがせっかく新搭載のボタンなので使いこなしてみたいものです。

また、現状「GL、GR」ボタンには複数のボタンを同時に押したコマンドなどは設定できないため、ショートカットのような使い方はできなさそうです。この部分はソフトウェア側のアップデートでどうにでもなりそうな部分ではあるので今後に期待ですね!

Switch2のプロコンは買うべきか、、、?
結論:Switch2ユーザーなら“買い”の一台
Nintendo Switch2のProコントローラーは、見た目・操作性・機能性のすべてにおいて旧型から大きく進化した、まさに“完全上位互換”モデル。

またNintendo Switch2では旧型のProコントローラーも接続することが可能ですが、コントローラー側から電源をオンにすることができません。
この機能は地味に大きくて、特にリビングなどでSwitch2を使っている人にとっては、手元だけで電源をオンできる新型は重宝するはずです。
操作感だけでなく、細かな仕様のアップデートを含めると真っ先に買うべき周辺機器だと思います。

しかし現状は本体同様に品薄状態が続いており、プレミア価格も見られるため、急いで買う必要はありません。
今後は限定カラーやコラボモデルも出てくると思うので、それを待ってから買うのもアリ!
Nintendo Switch2 Proコントローラーは、ゲーム体験を一段階引き上げてくれる頼れる相棒。Switch2ユーザーならぜひ手に入れておきたい一台です!

プロコンも“進化版”に乗り換えて、快適さごとアップデートしちゃいましょう〜!!
Nintendo Switch2本体のレビューはこちら!!
