フィルムカメラが令和に再び盛り上がりつつあります。
昨年の「PENTAX 17」や今年発売予定の「Lomo MC-A」など、クラシックな写真文化を再評価する流れが加速している中、またひとつ魅力的な選択肢が登場しました。
それがKODAKの新作フィルムカメラ「Snapic A1 35mm Film Camera」。
“ポケットに入れてどこへでも連れていける”、フィルムカメラ入門にも最適になりそうな一台です。
KODAK Snapic A1 35mm Film Cameraとは?
今回KODAKから発売されるSnapic A1は、もっとも一般的な35mmフィルムを使うコンパクトカメラ。
無駄を省いたシンプルでミニマルなデザインで、年齢性別問わずどんなスタイルでもマッチしそう。

特に印象的なのは、必要な機能をしっかり備えつつ「フィルム初心者でも扱える気軽さ」をとことん追求しているところです。

フィルムの巻き上げや巻き戻しはすべて自動。
内蔵フラッシュはオート発光に対応し、さらに赤目軽減までついているので夜でも安心。
露出や複雑な設定を考える必要はなく、ただシャッターを切るという純粋な楽しさに集中できます。

フォーカスは0.5~1.5mと1.5m〜無限遠を切り替える“デュアルゾーン方式”で、これも非常に直感的。(レンズ下のセレクターで切り替える感じのよう)
人物を撮るときは近距離、風景なら遠距離というざっくり感でOKです。フィルムへのハードルが一気に下がる仕様ですね。
Snapic A1 スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| フレーム形式 | 35mmフルサイズ(36×24mm) |
| レンズ | 25mm ガラスレンズ(3枚構成) |
| 最大口径 | F9.5 |
| フォーカス方式 | デュアルゾーン(0.5〜1.5m / 1.5m〜∞) |
| シャッタースピード | 1/100秒 固定 |
| フィルム送り | 自動巻き上げ・自動巻き戻し |
| 多重露光 | 最大2回まで対応 |
| フラッシュ | 内蔵(オン/オフ/オート/赤目軽減) |
| 電源 | 単4電池(AAA)×2本 |
| バッテリー寿命 | 24枚撮りフィルム 約10本分 |
| サイズ | 118 × 62 × 35 mm |
| 重量 | 約117g |
| ボディ素材 | ABS樹脂 |
ガラスレンズ採用で“ちゃんと写る”
Snapic A1は、トイカメラのように軽い存在感でありながら、機能性も充実していそうな点が良さそう。
レンズは3枚構成のガラスレンズで、25mmという広めの画角を採用。
街を歩きながら気になる瞬間をスナップするのにちょうどよく、人物を入れても背景がしっかり入ってくれる、使いやすい画角です。
「写ルンです」の32mmより広めなので、より軽快な撮影が楽しめるはず。
公式作例の雰囲気を見ると、プラスチックレンズ特有の甘さは控えめで、意外とシャープに写っている印象。
この「軽く持てて、しっかり写る」のバランスがフィルム初心者には特にありがたい。
ポケットに入って、電池で動いて、軽い
出先でスッと取り出して“パシャッ”と撮る。
この行為がスムーズにできるかどうかが、日常での使用頻度を左右します。
Snapic A1の重量はわずか117g。
サイズも手のひらに馴染む118 × 62 × 35mmで、胸ポケットにも余裕で入るサイズ感。
電源は単4電池2本なので、旅行途中で電池が切れてもコンビニで即復活できます。
バッテリー寿命は24枚撮りフィルムで約10本分と、普段使いなら十分以上。
「いつでも持ち歩けるフィルムカメラ」って、実は他にあまりないんですよね。
気になる価格は99ドル。これは嬉しい
Snapic A1の価格は99ドル。
日本円にすると16,000〜17,000円ほど(円安が憎い…)ですが、それでも新品のフィルムカメラとしては非常に手頃な価格です。正直100ドル切ってきたところは結構驚き。
・フィルム初心者の“最初の1台”
・スマホとは違う記録を残すためのサブ機
・普段使いできる気軽なフィルムカメラ
このどれにも当てはまるちょうどいい立ち位置で、個人的には“絶妙な一台”だと感じます。
発売は12月1日〜。まずは海外から
KODAK公式オンラインストアではすでに予約受付がスタート。
発送時期は12月1日〜と案内されており、かなり早いスケジュールで手元に届きそうです。(海外から発送されるため注意)

とにかく早く手にしたい方はこちらで購入するのもアリだとは思います。
日本国内では12月下旬発売決定!
日本国内でもSnapic A1の発売が決定したようです。
話題のKODAK CHARMERAなどの国内代理店も勤めている「on and on」の公式オンラインストアにて商品ページが確認できました。
近いうちに予約受付などが開始されると思われますので、開始された際にはギアモノ公式Xアカウントなどでも通知する予定です。

その他、ヨドバシカメラやビックカメラなどの量販店でも順次発売アナウンスがあると思われますので気になった方はお見逃しなく。
Snapic A1は“フィルム初め”のニュースタンダードになるか
PENTAX 17のように本格的な作りのフィルムカメラは、所有欲を満たしてくれる最高の存在ですが、値段や操作の敷居が高いのも事実。
一方で、トイカメラ系は写りがチープだったり、フォーカスや露出面で割り切りが必要だったりします。
そんな中でSnapic A1は「気軽に始めたい」と「ちゃんと写る」の間を絶妙に埋める存在になりそう。
フィルム初めの定番になっても全く不思議じゃないですね。
フィルムカメラの人口が再び増えて、現像店やフィルムメーカーがもっと元気になっていく未来になってくれたら嬉しいなー!



