【レビュー】コダックの新型カメラは“キーチェーン型”。レトロかわいくて、撮っても飾っても楽しい「KODAK CHARMERA」は大ヒットの予感

発売前から海外でバズっており、SNSで話題を呼んでいたキーチェーン型のレトロかわいいトイカメラ「KODAK CHARMERA(チャーメラ)」
見た目は完全に“おもちゃ”なのに、ちゃんと写真が撮れて、しかも動画まで撮れるというギャップが最高な一台です。

海外では先行して発売されるやいなや即完売。人気が高すぎて、日本での発売が延期されたほど注目を集めています。
今回はその話題の新作「KODAK CHARMERA」を実際に購入できたので、じっくりレビューしていきます。

目次

KODAK CHARMERAってどんなカメラ?

KODAK CHARMERAは、手のひらサイズの超小型デジタルカメラ。
(ちなみに読み方は「チャーメラ」。間違えて「チャルメラ」と読んじゃいそうになりますが違います、笑)

KODAK CHARMERA/image:kodak公式
CHARMERAのパッケージ(大きさ比較用にiPhone17ProMaxと)
完全ブラインド仕様でガチガチにくっついているためサーチはできない

いざ、開封。。。!!!

今回入っていたのはパッケージデザインにもなっている「TYPE01」でした。スケルトン以外で一番欲しかったカラーなので嬉しい!

本体の大きさは幅58mm × 高さ24.5mm × 奥行20mm、重さはわずか約30g
この小ささの中に、1/4インチCMOSセンサー35mm F2.4レンズを搭載しています。

こうして手にとってみると本当に小さい

見た目はポップなキーチェーン型ながら、背面には液晶画面をしっかり装備。
撮るときに構図を確認できるのがポイントです。
さらに底面にはUSB-Cポートまで付いていて、見た目とのギャップがたまりません。

背面には液晶画面の他にメディアボタンとコントロールボタン、素通しですがファインダーも搭載
上面には電源ボタン(メニュー)とシャッターボタン
下面にはSDスロットとマイク、USB-Cポートが搭載
左面にはストラップホールとスピーカー

記録メディアはmicroSD(最大128GBまで対応)
フラッシュのようなライトも搭載されており、暗い場所では自動で発光。実用性はさておき、細部まで“カメラらしさ”にこだわっている点が素晴らしい。

microSDは別売。下面に直接差し込む方式

ちなみに今回使用したのはAmazonランキング1位だったKIOXIA(キオクシア)の64GB(問題なく使用できました)。32GBのものと価格差が100円以下だったのでこちらにしました。何枚撮っても残り撮影枚数が99999枚のままなのでほぼ無限に撮影できそうです。笑

購入したmicroSDカードはこちら⬇️

カラーバリエーションは7種類、開けてびっくりブラインド仕様

KODAK CHARMERAのデザインは全7種類(6種+シークレット1種)。
しかもブラインドボックス仕様になっているため、開けるまでどのカラーが入っているか分かりません。

シークレットの「スケルトン」は48分の1の確率で出るという激レア仕様。
コンプリートを狙うとなると、まさにガチャのようなワクワク感があります。

本体カラーに合わせたカードとポスター風の用紙が付属/シークレットのスケルトンも普通に載ってる

パッケージを開ける瞬間から楽しい、そんな“遊び心”が詰まったカメラです。

見た目はおもちゃ、でも写りは“ちゃんとエモい”

まず見た目が反則級。1980年代の使い捨てカメラ(今でいう映ルンです)のグラフィックが小さな樹脂ボディにぎゅっと入っており、バッグや鍵にぶら下げるだけでアクセサリーとして成立します。
ポケットサイズながら、ちゃんとファインダーも備えていて、持っているだけでテンションが上がります。

起動するとコダックのロゴが映し出される
背面液晶は小型で粗めですが構図を確認するのには問題ない

そして実際に撮ってみると、画は160万画素×小さなセンサーゆえノイズも出ますが、そこが最高にエモい。ノイズが多く出るため、そのざらっとした質感が逆に味になる。
スマホでは出せないレトロで“エモい”トーンが、何気ない日常をドラマチックに変えてくれます。

以下はCHARMERAで撮影した写真。全てJPEG撮って出しです。(Webサイトの形式上圧縮される可能性があります)

設定画面で右下に撮影日時を表示させることも可能

フィルターも12種類搭載されていて、モノクロやセピアで撮ればさらに雰囲気抜群。
ただ、私個人としてはノーマルでも十分“エモエモ”なので、素の画を楽しむ感じで十分な気もします。

暗闇でかなり近づけば一応フラッシュの光も映る

ちゃんと“動画”も撮れる

動画は1440×1080/30fps。画のキャラクターは写真同様“エモ系”。友人とのちょっとした時間を短尺クリップで残して、SNSに上げると雰囲気が出ます。専門的な画づくりを追うカメラではなく、空気感をメモするための小道具として割り切ると最高に楽しい。

USB-Cケーブル一本でスマホに転送できる

実際に使ってみて一番感動したのがここ。
充電用のUSB-C端子が、データ転送にも対応しているんです。

パソコンに繋ぐとSDカードリーダーのように中身にアクセスできるのはもちろん、
なんとiPhone(USB-Cモデル)でも認識されました。

USBケーブル一本でデータ管理可能なのは超便利

microSDを抜く必要がないので、撮った写真をそのままスマホでチェック → SNS投稿まで一気にできるのが超便利。
しかも接続中にカメラが充電されているのも嬉しいポイントです。

唯一惜しい点は「起動のワンクッション」

完成度が高いだけに惜しく感じたのが、起動のたびにメインメニューが出る仕様。
「電源ON → カメラモード選択 → 撮影」と、撮るまでに一手間かかります。

起動後毎回メインメニューから選択しないといけないのが少し手間

トイカメラとして見れば些細なことですが、あまりに“ちゃんとしたカメラ”なので気になってしまう。
それだけ完成度が高い証拠でもありますね!

【販売状況】KODAK CHARMERAはどこで買える?売ってる?

海外では発売直後から完売が続き、再販を繰り返しているCHARMERA。
日本でも当初9月発売予定が延期され、ようやく10月24日に正式発売されました。

とはいえ、日本でもやはり初回入荷分は即完売。
現在は再入荷を待つ状態です。

国内では「on and on」が正規代理店として販売しており、公式サイトのほか、
Amazon・ヨドバシカメラ・ビックカメラ・レモン社などの量販店やカメラショップでも取り扱いがあります。
また、一部店舗では
6個セットのカートン販売も行われており、こちらはダブりなしで6種類のカラーが揃う仕様。
シークレットが出ると、どれか1色と入れ替わるようです。

6種類が揃うセット販売も

発売ショップ一覧

発売が確認されているショップをまとめましたのでご活用ください。(クリックで詳細へジャンプできます)

〈オンライン〉

〈実店舗〉

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【まとめ】これは間違いなく売れる。楽しみ方が無限大なトイカメラ

KODAK CHARMERAは、ただのトイカメラではありません。
“撮る楽しさ”と“持つ楽しさ”の両方を味わえる、いまの時代にぴったりのミニカメラ。

バッグや鍵に付けてキーホルダーとして使うもよし、
気分で持ち歩いてスナップを撮るもよし。
はたまた全カラーを集めてディスプレイしても楽しい。

価格も6000円前後と手頃で、プレゼントにもぴったり
カメラやレトロ雑貨が好きな人はもちろんですが、今回のチャーメラに関しては男女問わず誰が貰っても喜ばれること間違いなしの”最強のプチガジェット”ではないでしょうか。

カバンに付けて毎日持ち歩きたくなる

筆者自身も、他のカラーをコンプリートしたくなってしまいました。
“エモい”を手軽に撮れる、かわいくて本格的なキーチェーンカメラ。
これは確実にヒットしそう!

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