【購入レビュー】これでいいじゃん!Ankerの一体型モバイルバッテリー「Anker Zolo Power Bank」

これは1人一台持っておくべき。

スマホの普及ととともにモバイルバッテリーの種類も増え続けて、もう何を選んだらいいかわからなくなってきていますよね。

そんな中ANKER(アンカー)がやってくれました!

容量・機能・コスパの全てがちょうどよさそうなモバイルバッテリーを出してくれました。

発売直後から話題のケーブル一体型モバイルバッテリー「Anker Zolo Power Bank」を購入してみましたのでギアモノにて徹底レビューしてきいきます。

「Anker Zolo Power Bank」の外装
外装はかなり縦長で最初別の商品を購入してしまったかと思いました。笑
目次

「Anker Zolo Power Bank」の特徴

早速「Anker Zolo Power Bank」を開封してみて、その特徴を深掘りしていきます。

なんといっても「Anker Zolo Power Bank」の最大の特徴はケーブル一体型のモバイルバッテリーという点。一台で全て完結する、そのままカバンに入れて毎日持ち歩くのにぴったりな製品です。

「Anker Zolo Power Bank」の梱包
まさにピッタリサイズで梱包されていました

バッテリー容量はたっぷり10,000mAhで、出力も最大30Wと普段使いのモバイルバッテリーとしてはこれ以上ない性能です。

デザインも悪くない

質感は前面は鏡面仕上げでそれ以外は全体的にマット。高級感があるとは言えないですが、チープさは感じません。

「Anker Zolo Power Bank」本体

前面にはディスプレイが搭載されており、側面にあるボタンを押すことでバッテリー残量が確認できます。しっかり0~100%で細かく残りの電池残量が確認できるのは非常に便利ですね。

入出力ポートは付属のケーブルの横に USBType-Cポートが一つ(どちらも入出力)そのほかに、横側面に出力専用のUSB-Aポートが一つ備わっています。

付属のケーブル

複数接続や低電流モードも

基本的には一体となっているUSB-Cケーブルを中心に使うことが多くなりそうですが、いざとなれば長いケーブルや複数接続も可能なのは嬉しいところ。

「Anker Zolo Power Bank」の横面
側面にUSB-Aのアウトポート付き。幅2.5cmと厚みは若干感じる。

また、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチなどの小型機器に最適な低電流モードも搭載しています。(電源ボタンを 2 回押すことでUSB-Aポートで使用可能)

付属ケーブルの質感が高い

メインとなる一体型のケーブルは布の編み込み型となっていて個人的にはかなり好きな質感です。約10,000回折り曲げても断線しない設計となっているようで安心感もあります。

コネクタ部分を収納する際はカチッとはめる感じ。つけ外しは若干硬めですが、爪が引っかかる構造のため長期間使用すると緩くなる可能性はありそうです。

一体型でケーブルを忘れる心配がないのは余計なことを考える必要がなくて、一度体験してしまうと元には戻れないですね。笑

「Anker Zolo Power Bank」をカードと並べた写真
大きさは約11cm×6.5cm。カードと並べるとこんな感じ

【検証】モバイルバッテリーとしての性能はピカイチ

実際にバッテリーとしての性能を測るために、使用しているiPhone15Pro Maxを電池残量0%にした上で実験してみました。

「Anker Zolo Power Bank」を充電ゼロのiPhoneに接続
モバイルバッテリーは満充電にした上で実験スタート

わずか30分でスマホを半分以上充電

さすがは最大30W出力、かなりの早さで充電されていき電源が落ちてしまっていた状態から約30分後には50%超まで回復しました。

「Anker Zolo Power Bank」をiPhoneに接続(30分後)
30分強で57%まで充電された

そしてそのままペースは落ちることなく、1時間もかからずに80%まで充電されてしまいました。これならちょっとした空き時間に接続しておくだけでも十分なくらいの早さです。

「Anker Zolo Power Bank」をiPhoneに接続(1時間後)
1時間もかからずに80%まで充電

流石にそれ以降はiPhone側でバッテリー保護の信号が出るためか、かなり充電速度は遅くなって満充電までは2時間弱かかってしまいましたが、これは速度的にはコンセントで急速充電器を使用した時と全く変わらず全く問題なし。

10,000mAhは余裕がある

iPhoneに満充電後、モバイルバッテリー側の電池残量も42%余ったので、Pro Maxでもかなり余裕がありました。無印のiPhone16などであれば2回満充電できるということで旅行などでも使いやすそうですね。

他にも30WあればMacBook Airなども充電できてしまいます。

容量10,000mAh、出力最大30Wというのは普段持ち歩くモバイルバッテリーとしてはこれ以上ない性能です!

スマホとぴったりのモバイルバッテリー

実際に使用してみて感じたのはスマホとの相性の良さ。というのも「Zolo Power Bank」はカード型となっており、まさにスマートフォンと一緒に使うことを想定されてる設計なのです。

「Anker Zolo Power Bank」をiPhoneに接続して重ねて持つ

一体型ケーブルの位置も丁度真ん中になっていて、片手でスマホを充電しながら持つことが可能です。

片手持ちがしにくいと、スマホの電池が少なくなってきても接続するのが面倒で後回しにしがちでした。特に電車内などで使用している時は残り電池残量とのチキンレース。笑

「Anker Zolo Power Bank」をiPhoneに接続して重ねて持つ(横から)
若干厚みはあるが、スマホより小さいため持ちにくさは感じない

スペック面だけでなく、充電が億劫になりにくくなる設計は個人的にかなり良かったポイントです!

残念ポイントは。。。

購入後、数週間使用してみましたが若干使いにくかったポイントがいくつかありました。

ケーブルの抜き差しのしにくさ

まず少し使いづらかった点は一体型ケーブルの抜き差し。

カチッとハマる感じはとても気持ちいいのですが、抜く際に若干力が必要でやりにくい。コネクタ部分は幅が狭く、指でつまみにくいためケーブルごと引っ張って外すことが多かったです。力を加えて外すとケーブルの接点に力が加わってしまい、高耐久な設計とはいえ毎回少しヒヤヒヤしてしまいます。

ケーブル部分の拡大
結構しっかりとハマっているため外すに力が必要

ケーブル部分がビヨンっと出っ張っていて持ちやすいのですが、「Power Bank Fusion(30w)」とは違い強く引っ張ると外れてしまうため、ぶら下げて持つことも少し怖い。

やっぱりテカテカ質感は好きじゃない

また、これは他のAnker製品にも言えることですが、表面の鏡面の部分にすぐに指紋や傷が付いてしまいます。特に今回ブラックを購入したこともあり、開封直後から指紋だらけになってしまいました。ここはアンカーさん、ぜひ新製品はマット仕上げにしてください!

「Anker Zolo Power Bank」の表面
テカテカ部分はすぐ汚れて萎える

重さは許容範囲

本体の大きさもスペックを考えると妥当ですが、特別小型なバッテリーとは言えないサイズ感で、とにかくミニマルにしたいという人には向かないかもしれません。

「Anker Zolo Power Bank」をスケールの上に置く
重さは約218g。スマホ一台分くらいはある。

【まとめ】1人一台持つべきなモバブ

Ankerからは多くのモバイルバッテリーが発売されていますが、今回の「Anker Zolo Power Bank」は、トレンドのケーブル一体型タイプの中でも、性能と価格のバランスが非常に優れた一台。

30W出力に加え、容量は10000mAhと十分。そして何よりコスパが高い。価格はカラーによって異なっているのですが、今回紹介したブラックは3,990円(税込)(その他のカラーは4,490円)となっていて他の似たスペックのモバイルバッテリーと比べても安価な価格設定です。

性能を考えるとこの価格はかなり魅力的。さらにAnker製品はAmazonなどのセールで割引されることもあるため、さらにお得に手に入れることができる可能性もあるため、超コスパの高い製品と言えます。

同じアンカーのコンセントプラグも付いたモバイルバッテリーもレビューしておりますのでご参考に!

「Anker Zolo Power Bank」自体を充電
バッテリー本体へ入力20Wで充電可能。ケーブルをそのまま使用できるのもGood!

カラーもブラック・ホワイト・ブルー・ピンクの4色展開で好みに合わせられるのも良いですね。

これは人気になること間違いなし。もはや定番になっていきそう!

ほとんどの人がこれで十分に満足できる、ガシガシ使うギアとしてピッタリのモバイルバッテリーでした!!

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この記事を書いた人

東京出身。生粋のガジェットオタク。
中学生の頃、父から譲り受けた古いノートパソコンをきっかけにプログラミングにのめり込み、高校では情報系の授業ばかりを選択。ちょうどiPhoneが爆発的に普及した時期と重なり、ITとガジェットにどっぷりハマる原体験に。その後は大学で情報科学を学び、卒業後は映像制作チームに所属。編集や制作に携わりながら、フリーライターとしてIT・ガジェット分野の記事を中心に執筆を続けている。

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