スリコの最強ボトルクーラーは何が変わった!?3COINSの2025年新作ペットボトルクーラーの徹底レビュー!

気になる保冷力から惜しい点まで徹底紹介!!

桜が散ったと思ったら、もう夏のような暑さ。

日本はもう四季じゃなくて二季。これからの暑い季節、水分補給は欠かせませんよね。

外出先で冷たい飲み物を楽しみたい。でも水筒はかさばるし、すぐに飲み干してしまう…。そんなときに便利なのが、ペットボトルをそのまま入れるだけで冷たさをキープしてくれる「ペットボトルクーラー」です。

中でも毎年大人気なのが3COINS(スリーコインズ)のペットボトルクーラー

ストラップ付きペットボトルクーラー/KITINTO グレー ¥1,320(税込)

今回、3COINSのキッチン雑貨シリーズKITINTO(きちんと)から発売されたばかりの2025年モデルの新作ペットボトルクーラーを購入してみましたので徹底レビューしていきます。

最新型ならではの進化点

毎年大人気のスリコのペットボトルクーラー。特徴は500mlサイズのペットボトルをそのまま入れるだけで冷たい飲み物を長時間楽しめるということ。

500mlのペットボトルがすっぽり入る

ルックスが可愛いだけじゃなく、ストラップが付いていてそのまま首や肩にかけて持ち歩けちゃうので特に暑い夏にはもってこいの商品ですね!

2025年モデルの大きな進化点として、折りたたみ式の持ち手が搭載されたことと、取り外し可能なサイズ調節用クッションゴムを付属することでより大きなサイズのボトル(670mLまで)を入れることができるようになりました。

持ち手は安定感抜群

特にこの折りたたみ式の持ち手は非常に便利で安定感があり、ボトルに満タンに飲み物が入っていても楽々持ち上げられます。

クッションゴムを外すことで600ml以上のサイズにも対応

また、スペック面も保冷効力が6℃以下→4.6℃以下(1時間)と若干ではありますが着実にアップしています。

(保温能力は53℃以上→48℃以上(1時間)とダウンしてしまっていますが、500mL以上の大きさがある耐熱ペットボトル自体が中々珍しいため使うことはあまりなさそうなのでそこまで関係はないですね)

気になる保冷力を実際に検証!

公式の製品詳細に書いてある保冷効力は外気温20℃前後の環境で1時間放置した際の能力。実際に使いたい夏場はもっと暑いし長時間の場合も気になる!ということで、その実力を測るために実験してみることにしました。

500mlのお茶を用意

今回冷蔵庫でキンキンに冷やしたお茶を用意し、気温28~29℃ほどの部屋に長時間置いて実際の温度を測っていきます。

実験直前に15分ほど冷凍庫にも入れていたため約1℃とキンキンでスタート

凍らせることも考えたのですが”外出先で冷えたお茶を買った”という想定にするために今回は自動販売機の最低温度の約1℃にして実験スタートです。

外に出ている部分は結露はしている

1時間後に再度測ってみると温度は約4℃とスペック通りの保冷力です。正直室温は少し居ると汗ばむくらいの気温だったのでこの結果には驚きでした。

3時間経過後再度測ってみると、温度は約9℃。まだまだかなり冷たいお茶!という感じです。

実験中ほぼ室温は変わらず28℃台を保っていました。角部屋で直射日光が当たるということもあって窓を開けたりエアコンをつけないと一日中こんな感じ。真夏になったらもう地獄です。笑

5時間ほどが経過したので再度計測してみると、12.5℃くらいになっていました。飲んでみるとまだ普通に冷たい。直で5時間も放置していたらもうとっくに常温に戻ってしまっているはずなのでかなりすごいです。

真夏の暑い日中などであれば尚更かなりありがたく感じることができそうですね!

最後に、7時間経過後の温度は18℃ほど。正直、冷たい!というほどではないですが、まだまだ十分ひんやりしている印象です。

流石にこれ以上ほとんど飲まずに置いておくことは現実的ではないのでこのくらいにしておきますが、実験の結果そこそこ暑い環境下でも5時間前後は冷たい状態を保っておけることがわかりました。

正直これはかなり良い結果になったのではないでしょうか。

真夏の炎天下でも冷たさをキープできる性能は、人気の理由にも納得です!

こんな種類のペットボトルは使用できない!?

出先で冷たい飲み物を買ったのにうまく使えない!なんてことがあったら大変ですよね、、、。

暑い日に飲みたくなるドリンクを用意

ですのでどんな形状のペットボトルでも使用することができるのか、実際に様々な種類のドリンクを用意して試してみました!

これで外出先でもキンキンのコーラが飲める、、、!

2025年モデルは、クッションゴムが付属したおかげで500ml〜670mlと使用できる幅が広くなったこともあって、今回用意した全てのボトルを収納することができました。

少し背の高い600mlの四角い形状をしたスポーツ飲料も全く問題なく収納できたため(クッションゴムをつけたまま)、大きい分にはほとんどの形状に対応していると思います。

600mlのスクエア形状でも問題なかった

一方小さいと少し問題があって、500mlサイズのペットボトルであっても「生茶」のように先の細い形状をしているとボトルクーラーをしっかりと締めても上部に隙間ができてしまいました。

これが少し厄介で、こうなってしまうとボトルが固定されないため開閉が非常にやりにくい。底面のクッションゴムを滑り止めにして下に押さえつけながらであればできないことはないのですが、隙間から冷気が逃げてしまうことも考えるとこの形状のボトルは選ばないようにするのが無難な気がします。

また番外編として、最大670mlまでという記載があったので試しに700mlのコーラを収納してみましたが流石にこれは無理でした。。。笑

一回り大きい700mlのコカコーラ、流石に大きすぎてクッションゴムを外しても蓋が閉まらない

まとめとしては、500ml〜600mlサイズのペットボトルであればほとんどの形状に対応していますが、先の細い形状のボトルだけは注意が必要、という結論に!

ここだけが惜しい

保冷力や対応ペットボトルの広さなど非常に完成度の高いスリコの新作ペットボトルクーラーですが、唯一の残念ポイントは持ち手の開閉

新作の最大の特徴である折りたたみ式の持ち手。折りたたんだ状態だとスリムな上に、安定感もあってとても使いやすいのですが、ペットボトルの形状によっては一度装着してしまうと持ち手を広げることができなくなってしまいます。

持ち手部分がキャップとぶつかってしまい折りたたむことができない

もちろんほとんどのボトルでは問題なく開閉できたのですが、例えばコカコーラのボトルだと干渉してしまったので注意が必要です。

解決策としては少し持ち手をおりたたむ際、少しペットボトルクーラー自体の蓋を開ける方向に緩めてからであれば開閉することが可能です。

ただ、この方法だとせっかくの折りたたみ式の持ち手のメリットがあまりなくなってしまうためこの点だけは少し残念でした。

保冷力とトレードオフだが、ストラップ込みで約340gと若干重さは感じる

重さもそこそこあるため、とにかく身軽にしたいという人には向かないかもしれません、、、。

ただ私自身はストラップで持ち運んだりすればそこまで気にはなりませんでした。

暑い夏には水筒よりペットボトルクーラー

今回紹介した3COINS(スリーコインズ)のペットボトルクーラー。実際に数日使用してみてみましたが、本当に購入して良かったと感じるモノでした。

さらに使ってみて感じたのは結露しないことのありがたさ。特に暑くなってくると自販機やコンビニでキンキンの飲み物を買うとすぐに周りがべちゃべちゃになること多いですよね。ですがこのボトルクーラーの中に入れちゃえば保冷してくれるのはもちろん外が濡れる心配もないためカバンの中にそのまま入れてしまっても大丈夫です。

また、衛生面も安心という点が水筒と比べて良いポイント!

持ち運びはもちろんですが、オフィス用としてもかなり使えそうですね。

日を追うごとに暑くなってきている今日この頃。気温の上昇とともに熱中症などのリスクも高くなり水分補給は欠かせません。

暑い日こそ冷たい飲み物が飲みたいけれど、水筒だとすぐになくなってしまう。そんな時にスリコのペットボトルクーラーはいかがでしょうか!

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