【実機レビュー】3COINS「MagSafe対応スマホリングライト」が超優秀!自撮りや動画撮影におすすめのLEDライト

旅行やお出かけが楽しくなるこれからの季節。
スマホで写真を撮る機会も増えてきますが、「顔が暗く写ってしまう」「夜の自撮りがうまくいかない」なんて経験ありませんか?

そんな悩みを解決してくれるアイテムが、スリーコインズから登場しました!

MagSafe対応でスマホにワンタッチ装着できる小型LEDライトで、自撮りや動画撮影、オンライン通話など、さまざまなシーンで活躍してくれるアイテムです。

今回はそんな話題の新製品「マグネットスマホリングライト」を実際に使ってレビューしていきます!

目次

スリーコインズから登場した「MagSafeスマホリングライト」

MagSafeでピタッと装着、メタルリングでAndroidもOK

「MagSafeスマホリングライト」外装と内容物
外装と内容物。中身は本体と説明書、メタルリングのみ。充電器やケーブルなどは付属しないため注意

スリーコインズの「マグネットスマホリングライト」は、スマートフォンにマグネットで装着できる撮影用LEDライトです。

MagSafeに対応しているためiPhoneであればそのまま背面に近づけるだけで貼り付いてくれます。

「マグネットスマホリングライト」本体
「マグネットスマホリングライト」本体

最近、スマホのカメラ性能は上がってきてはいるものの、光量が欲しい場面も多い。

そんな時に手軽に使える照明としてぴったりの製品です。

筆者も記事の写真も含め普段からスマホのカメラを使用することが多いため、撮影クオリティが少しでも上がればという思いで購入しました。

「マグネットスマホリングライト」本体上部から
「マグネットスマホリングライト」裏面
背面には元電源のスイッチと充電用のUSBポート
iPhone14に「マグネットスマホリングライト」を装着
iPhoneには直接磁力で貼り付く(写真はiPhone14)

iPhone以外のAndroidスマホやタブレットでも、付属のメタルリングを貼ることで使えるため、どんな機種にも装着可能となっています。

付属のメタルリング
付属のメタルリングはシールになっており、アンドロイドやタブレットなど他の端末にも使用できる。

直径約6cm、厚みわずか1.5cmというコンパクト設計ながら、36個のLEDライトを搭載し、最大80ルーメンの明るさを実現。重さも約45g(実測値)と軽量なので、スマホに取り付けても重さはほとんど感じません。

iPhoneに「マグネットスマホリングライト」を付けて点灯
ライトを点灯させることで撮影際にしっかりと光を届けられる。

自撮りにも便利!2Way仕様で使い方いろいろ

ライト本体は二つ折り構造になっていて、角度を調整すれば自撮り時にもインカメラ側を照らせます。

インカメラの性能はアウトカメラと比べると低いことがほとんどで、自撮りの際に顔が暗く映ることも多いため自撮りモードで使うことは多そう。

「マグネットスマホリングライト」をインカメラモードに
開けばインカメラでの撮影時にも使える

また、本体が自立するので、スマホに装着せずにテーブルライトのように使うことも可能。メイク時の照明や、商品撮影、Zoomなどのビデオ通話にもぴったりです。

「マグネットスマホリングライト」の光量確認
自立するためスポットライトとしても使いやすい

タッチ操作で簡単!色温度も光量も思いのまま

昼光色・電球色・昼白色の3モード搭載

ライトの中央にはタッチセンサー式のボタンがあり、タップするごとに「昼光色」「電球色」「昼白色」へ切り替え可能

「マグネットスマホリングライト」のボタンをタッチして光らせる

シーンに応じて、クールな白色光から暖かみのある赤みの光まで使い分けられます。

昼光色の色
昼光色の色
電球色の色
電球色の色
昼白色の色
昼白色の色

無段階で明るさ調整、記憶機能も便利

さらに長押しでLEDライトの明るさを無段階に調整できるのも便利なポイント。
ライトをOFFにしても明るさが記憶されるため、次回の使用時も同じ設定で点灯してくれます。

ボタンを長押しして調光機能を試す
ボタンを長押しすることで調光できる

実際の使用感:80ルーメンの明るさは伊達じゃない

暗所撮影でもしっかり顔が明るく映る!

実際に暗い場所で撮影してみたところ、ライトなしでは真っ暗で何も映らなかった場面でも、ライトONでしっかり顔が明るく映るようになりました。
とくに「昼光色」モードが最も明るく、撮影時の補助光としては十分すぎるほど。

被写体を撮影(ライトOFF)
ライトOFF
被写体を撮影(昼光色)
昼光色
被写体を撮影(電球色)
電球色
被写体を撮影(昼白色)
昼白色

これだけ明るければ夜の自撮りや屋外での逆光撮影、オンライン配信などにもおすすめのできますね。

MagSafeの便利さを再認識

MagSafeって、充電やスタンド用途のイメージが強いですが、こういう撮影系アクセサリーに使うと便利さがより際立ちます。

iPhone14のMagSafe部分にライトを装着
マグセーフ対応によって加工なしでそのまま装着可能なのは本当に便利

ポケットに入れておいて、必要なときにスマホにカチッとくっつけるだけ。装着も取り外しもストレスゼロ。ここまで簡単にライトを使えるようになると、もはや手放せません。

iPhoneに取り付けた「マグネットスマホリングライト」の本体を持ってぶら下げる
マグネットの磁力はしっかり強く、ライトの部分を持っても外れない

その他にもスマホに取り付けずに単体でも使えるので、テーブルの上に置いて、ミニ撮影用の照明として使ったり、動画撮影の補助光にしたりと、使い方の幅も広がります。

【注意点】操作性にややクセあり

感度の高いタッチセンサーに注意

使い勝手は非常に良好ですが、気になったのはタッチボタンの感度が高すぎること。
カバンの中で勝手に点灯していたり、近くに手をかざしただけで反応してしまうこともあったため、使用後は背面の物理スイッチをしっかりOFFにしておくのが安心です。

開閉がやや固く、スイッチも硬め

また、二つ折り構造を開く際に指を引っかける窪みがないため、やや開きづらいと感じました。

「マグネットスマホリングライト」を手で開く
指が入るくぼみがあったら開けやすかったと感じる

背面の物理スイッチも少し硬めで凹凸が少ないため、押しにくさが気になる人もいるかもしれません。

充電は「低電圧USB」限定に注意

もう一点注意したいのが、高出力のUSB-C PD充電器では充電できない仕様です。
5V/2.4A以下でなければ充電できないため、基本的にはUSB-Aポートの充電器を使い、USB Type-C to Type-Aケーブルでの充電が推奨されます。

「マグネットスマホリングライト」の説明書
説明書にもUSB-C to USB-Aケーブルが書かれている

筆者が試したAnker製のPD充電ステーションでは充電できませんでした。

「マグネットスマホリングライト」をAnkerの充電器に接続
レビューした「Anker Nano Charging Station 」では充電されなかった
「マグネットスマホリングライト」を充電
USB-Aポートに接続するとしっかり充電できた

【まとめ】スリコのMagSafe対応ライトは“買い”!スマホ撮影を手軽にレベルアップ

スリーコインズの「マグネットスマホリングライト」は、1,980円(税込)という価格でこれだけの機能を備えているのは驚きです。

「マグネットスマホリングライト」をスマホに装着
見た目もかなりスマート

スマホでの撮影に手軽に照明を追加でき、なおかつMagSafeでスマートに取り付け可能。
自撮りやSNS投稿、Zoom、メイク、商品レビューなど、あらゆる場面で活躍すること間違いなしのライトでした。

デスクに「マグネットスマホリングライト」とゲームコントローラー
小型のためスポットライトとして物撮りにも使えそう
ゲームコントローラーが照明効果でカッコよく映る
良い感じに雰囲気がでました。笑

MagSafeが登場してから数年、ついにここまで実用的でお手頃なアクセサリーが出てきたことにちょっと感動すら覚えます。これからのレビューや撮影にも使っていきたい、そんな心強いガジェットがまたひとつ増えました!

恐るべしスリコ…。

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この記事を書いた人

東京出身。生粋のガジェットオタク。
中学生の頃、父から譲り受けた古いノートパソコンをきっかけにプログラミングにのめり込み、高校では情報系の授業ばかりを選択。ちょうどiPhoneが爆発的に普及した時期と重なり、ITとガジェットにどっぷりハマる原体験に。その後は大学で情報科学を学び、卒業後は映像制作チームに所属。編集や制作に携わりながら、フリーライターとしてIT・ガジェット分野の記事を中心に執筆を続けている。

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